フルリノベーションされた広いワンルームに引っ越されてきたばかりのM様。厳選された家具はアンティークやヴィンテージが多く、旅先などで買われることも多いとか。
洋服がかかっているラック、抜かれた天井やコンクリ―トの床と相まって、初めて採寸に伺ったときは、ロフトアパートメントにお店を構えるブティックに迷い込んでしまったのかと錯覚してしまったほどです。
玄関を入って奥の、家具がコーディネートされているリビングスペースのコーナーにかかるカーテンの生地は、くすんだオフホワイトの「オールドレースホワイト」で統一。ふんわりとしていて優しい透け感が魅力です。
実際に掛けてみると床や壁の色とのマッチングがよく、それまでのボヘミアンなウィンドウトリートメントが醸し出す雰囲気から、シックでいて明るいお部屋に様変わり。部屋の空気感がガラッとかわった気がしました。
小さなころから住宅の探訪番組を見たり、生活雑貨や生地を集めるのが大好きだったというM様。このお部屋に決められたのも幼いころから憧れていた小上がりがあったから、とおっしゃるから驚きです!
小上がりのカーテンは「少しフェミニンな要素も空間に加えたい」というご希望で「ノール・グレーシャピンク」を選ばれました。ワンルームということもあり、カーテンをリビングスペースと変えることで、小上がりの空間を効果的にゾーニングすることができました。
*プレーンカーテン(小上がり):生地 ノール グレーシャピンク
クローゼットの開口部は ネリンガの生地でクリップカーテンに。既存のワイヤーを活かし、両サイドはラフにクリップで留めるスタイル。ネリンガは薄地なので透けるのを心配されていましたが、カーテンと違い光が射さないので想像以上にクローゼットの中は見えませんでした。
*クリップカーテン(クローゼット):生地 ネリンガ カラミストライプ アイボリー
M様が最初にLIBECOを知ったのは、出張先の生活道具店で買ったナプキンがきっかけ。今回カーテンをリネンの生地で作ったのは、そのナプキンを使っていてリネンの生地はあまり主張し過ぎず、暮らしに馴染む生地だと思ったからだそうです。
出張採寸のあと、M様は以前から気になられていたリネンバード二子玉川店に足を運ばれ、実際にショーウィンドウにかかっているカーテンをご覧になり、カーテンスタイルや生地を選ばれました。
M様の幼少のころからのインテリアに対する興味やお部屋のこだわりを伺いながらのカーテン取り付けと撮影はとても楽しく、お部屋の中にはゆったりとした穏やかな時間が流れていました。
カーテンによってお部屋の表情が変わる瞬間をM様とご一緒に体験できたこと、とても嬉しく思います!
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