カーテンアルバム

世田谷区 K邸


二つ山カーテン:生地 トリノ(チャコール)/二つ山カーテン:生地 オールドレースホワイト

閑静な住宅街にある集合住宅地下1階のK邸。ミニサッカーができるぐらい広々としたテラスから効果的に採光を取れるようになっていて、地下とは思えないとても明るい室内でした。



リビングダイニングルームは、大きなワンルームの真ん中にダークブルーに塗装された書斎が配置された独創的な空間。「お部屋に回遊性をもたせたかった」とご主人はおっしゃっていました。



中央に大きな柱があるようなイメージの空間ですが、「回廊」の抜け感の効果なのか、不思議と軽やかな開放感がありました。また、自然素材である有機的な大谷石のキッチンカウンターと、書斎のソリッドなダークブルーの対比がとてもスタイリッシュでした。


もともとLIBECOのベッドリネンのファンで、毎年ベッドリネンを一枚ずつ買い足されているというKさま夫妻
マンションをリノベーションするにあたり、いろいろとカーテンを探された中、シンプルで色合いが好みの生地がなく...そんな時にLIBECOの生地を思い出したんだそう。

折しもコロナ禍の真っただ中。ご来店は難しいということで、カーテン生地サンプルセットをご利用いただきました。ご自宅で手に取って、生地の質感や透け感を確認しながらオーダーに。



リビングダイニングには、書斎のブルーと呼応するようにトリノ・チャコールをお選びに。想像よりも重くならず「光が止まらない感じ=ぼんやりと光が当たる感じ」がとても気に入っているとのこと。
Kさまの独特な言い回しに感嘆しつつも、そのニュアンスがリアルに伝わってきました。



レ―スカーテンに選ばれたオールドレースホワイトは、日中、ベランダで作業をしていても中の様子が見えない「ちょうどよい透け感」がまた好ましかったそう。


ダブルシェード:生地 ノール(グレイシャーピンク)

ノール・グレイシャーピンクの柔らかさは、奥さまがどうしても使われたかった生地。
寝室の腰高窓は初めからシェードにすることに決めていたそうですが、一枚だと薄すぎ、かといって他の生地と合わせてダブルシェードにすると本来の魅力が半減してしまう。
ということで奥さまが思いつかれたのがノールの二枚使い。



生地の魅力はそのままに、一枚使いの時の柔らかい光と、重ねた時の深い色合いの対比が絶妙に。同じ生地でダブルシェードの製作をするという奥さまのユニークな発想に敬服しました!

 

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