NOTE

タオルから始める、リネンのある心地よい暮らし

枠にとらわれず、自由にリネンを楽しむためのお話をご紹介します。今回取り上げるのは「リネンのタオル」。タオルといえばコットンのイメージがあるかもしれませんが、リネンならではのよさがあります。

■織り方で異なるリネンのタオル

リネンバードでは、織の異なるリネンのタオルを紹介しています。織り方によってその特長、風合いはさまざま。現在ご紹介しているタオルには4種類の織があります。

1. パイル織
タオルといえばまず思い浮かぶ、スタンダードな織り方がパイル織です。毛足が立体的なループ状に織り込まれており、ふかふかとした感触と高いクッション性が特徴。

ループが水分をしっかりと受け止め、ボリューム感のある、頼もしさを感じる使い心地です。


▲パイル織のタオル「シミ」

2.ワッフル織
お菓子のワッフルの表面のように、布面に凹凸の升目がある織です。蜂巣織(はちすおり)、ハニカムとも呼ばれています。

凹凸があることで水をとらえやすく、軽やかな見た目に反して効率よく水分を吸収します。升目がほどよく伸縮する構造のため、薄手でも身体になじみやすいのがワッフル織の特長です。


▲ワッフル織のタオル「ライトリネンワッフル」

3.平織
たて糸とよこ糸を1本ずつ交互に組み合わせた、シンプルでしっかりとした織り方が平織です。吸湿性に優れたリネンであれば、薄手でも十分に水分を吸収します。

表面がフラットなため肌離れがよく、さっぱりとした拭き心地。軽くて乾きやすく、折りたたむとコンパクトに収まるため、旅先や持ち運びが必要なシーンに向いています。

洗うほどにしなやかさが増していくことも実感しやすく、耐久性と扱いやすさを兼ね備えた、理にかなった織です。


▲平織のリネンそのままのタオル「ヘリテージ」

4.綾織
たて糸とよこ糸を、一定の間隔で飛ばしながら少しずつずらして織られた布です。格子状ではなく、ななめに連なる織り目が特徴で「ツイル」とも呼ばれます。

タオルではあまり見かけない織り方ですが、他の織と比べて伸縮性があり、しなやかな風合いが魅力。実用性に加えて見た目や質感も大切にしたいシーンや方に向いた佇まいのタオルです。


▲綾織のタオル「ベルジャン」


■タオルに最適なリネン素材の特長

リネンのタオルを使ってみると、素材ならではのよさに気づきます。日常の中で感じやすい特長を、3つに絞ってご紹介します。

●乾きがはやい
リネンはコットンなど他の繊維と比べて水分を素早く発散する素材です。繊維の内部に中空構造を持っているため吸湿性にも優れ、水分や汗をしっかりと吸い取ります。

洗濯物が乾きにくい時季や環境でも頼りになり、毎日使うタオルに向いている素材です。

●汚れが落ちやすく、洗濯に強い
リネンは汚れが繊維の内部に入り込みにくい構造をしています。そのため、汚れが付いても比較的落としやすく、清潔に保ちやすいのが特長です。

濡れることで繊維の強度が増すという性質があり、繰り返し洗濯するタオルも安心して使えます。


●しなやかな肌触り

リネンの繊維には「ペクチン」と呼ばれる成分が含まれています。ゴムのような特性を持つこの成分が繊維同士をつなぎ、使い込むほどにやわらかく、しなやかな質感へと変化していきます。

■乾きのよさを比較してみましょう

やっぱり乾きやすいというところが、リネンタオルの最大の特徴でしょうか。リネンのパイル・平織・ワッフルタオルに、コットン100%のパイルタオルを加えた4種類で乾くまでの時間を計ってみました。

洗濯機で洗濯したあと、脱水機にかけて干しました。まずは、晴れた日のベランダから。 平織やワッフルはパイル地よりも乾きやすく、2時間後にはすっかり乾いていました。

つぎは、雨の日に室内で干しました。全体的に乾きにくかったのですが、それでも平織やワッフルは3時間で乾きました。こちらはちょっと長くなりました。

織りや素材の違いは、見た目だけでなく日々の使い心地にもあらわれます。繰り返しテストした結果ではありませんが、リネンは乾きやすいと感じています。

素材や織り、サイズの違いを楽しみながら、自分にとって心地よい一枚を見つけてみてくださいね。

LIBECO バスタオル「ベルジャン」

LIBECOの定番バスタオル「ベルジャン」。その風合いに惚れ込んだ愛用歴4年のスタッフきたむらが、使い続けている今をご紹介します。

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■出合いは4年前

夏場に肌掛けを必要としないほど暑がりな私は、なにも掛けずにそのままの状態で寝ているなんてこともしばしば。それでも冷えが気になる年頃、お腹が丸出しになっても嫌だなあ…と思っていた矢先、このタオルに出合いました。

「バスタオル」の名前がついていますが、110x180cmと大きめのサイズは肌掛けとしてもぴったり!そしてなんといっても、触れるだけで癒され、思わず頬をすりすりさせちゃいたくなる気持ちよさ…

当時ベルギーから届いたばかりのタオルを手に取るやいなや、“これは絶対に買う!”と即決、心地よい風合いが一番の決め手でした。

 

■主に肌かけとして愛用しています

実際に使ってみて、肌掛けにぴったりでした。とにもかくにも暑がりなので、お腹まわりにそっと掛けるぐらいがちょうどいい。肌寒い日の朝晩はすっぽりとからだを覆ってくるまるのが至福です。

暑い季節の夜の眠り、いつもの昼寝も傍らに。気づけば出番はふえて2年3年と…いつの間にか手放せなくなりました。


■心地良さはいつもいっしょがいい

飽きのこないシンプルなデザインも気に入っていますが、なんといっても風合いに惚れ込んでいるため、いつもそばに置いておきたい。

自分の部屋だけでなく家の中で持ち歩いては、あぁ~きもちい~!と心の声を漏らすほど。その心地よさから得られる安心感がたまらないのです。

▲この姿、まるでPEANUTSに出てくるライナスみたい。毛布を持ち歩くライナスの気持ち、わかります 笑

 

■使い続けた今

洗いをかけたような仕上げのタオルベルジャンは、新品の状態からやさしい肌触り。出合った時から、その心地よさは格別でした。

月日が流れ、4年使いつづけている私のベルジャンは、織りの弾力が取れてなめらかに。肌に寄り添うくったり感が加わって、さらに極上な風合いに育っています。

▲フリンジあたりはだいぶ年季が入ってきました

▲使い込んだタオルは一層なめらかでくったり


■ベルジャンとの付き合い方

デザインの特長としてラフな仕上げのタオルベルジャンは、四方にほつれ止めはありますが、使っているときや洗濯で横糸と縦糸がほつれることがあります。

私は、気になった時にほつれた糸をカット、その都度すこし整えながら使っています。ほつれた部分を必ずカットした方が良いということではないですが、状態を整えながら使うと、より心地良く長く使い続けることができると実感しています。

また、
天然素材の特性で洗濯や使用時に毛羽が出てきます。洗濯は単体でネットに入れて、優しい洗濯コースがおすすめ。タンブラー乾燥は避けてください。

ほつれや毛羽は使っていくうちに落ち着いてきます。そして、その頃にはますます手放せない一枚に。

好きなものはとことん!な私。シーズン毎にふえる新色を見ては、もう一枚欲しいなと思う今日このごろ。今後もタオルベルジャンを肌掛けとして使いつづけていきます。

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自分に合うリネンタオル

水分をよく吸ってすぐに乾くリネンは、タオルにぴったりな素材。けれどもこのタオルとあのタオル、一体何が違うの?と疑問に思う方も多いのでは。そこで、皆さんのお好みのタオルが見つかるよう、代表的な3つのタオルを比べてみました。

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■タオルの“織り”に注目して比べました

注目したのは、“織り”。タオルは厚いか薄いかだけでなく、その織り方によって特長が変わってきます。今回比べてみたのは、織り方の異なる、LIBECO オーガニックリネンタオル ヘリテージワッフルタオル ネリンガA grupe バルキータオル の3種類のリネンタオルです。

▲左から、LIBECO オーガニックリネンタオル ヘリテージワッフルタオル ネリンガA grupe バルキータオル

いちばん薄くて乾きやすい、リネンならではの“平織り”

経(たて)糸と緯(よこ)糸が1本ずつ交互に組み合わせられている、“平織り”のタオル。とても薄くて、乾きやすいのが特長。吸水性に優れているリネンだからこそ、薄い平織りでも充分に水分を吸い取ってくれます。

また、数ある平織りタオルの中でもこの“ヘリテージ”は、伝統的な有機栽培を実践したフラックス(リネンの原料)から作られたLIBECOのオーガニックコレクション。高い品質と心地よさが自慢の品です。

触ってみると、改めて薄さに驚きます。肌触りはさらっとなめらか。使い込んでいくとどんどん柔らかくなっていく変化が楽しめます。
今回の3つの中では、最もリネンらしい、リネン好きのためのタオルです。

// こんな人におすすめ //
・リネン独特のさらっとした肌触りがお好みの方
・吊るしておけばすぐに乾く、速乾性をお求めの方
・洗面所をすっきりさせたい、旅行やジムに持ち運びたいなど、かさばらないタオルを探している方

肌触りが軽くて柔らか、凸凹が特長の“ワッフル織り”

お菓子のワッフルの表面のように布面に凹凸がある“ワッフル織り”のタオル。蜂巣(はちす)織り、ハニカムともいいいます。この凹凸のおかげで、表面積が広くなって水分をしっかり吸収してくれます。

肌触りは平織りより軽さとふわっとした柔らかさがあります。初めて薄手のタオルを使う方でも安心感があるかもしれません。

// こんな人におすすめ //
・リネンのタオルを初めて使うけど、薄過ぎる平織りはちょっと不安な方
・ふわっとした優しい肌触りがお好みの方
・お子さま向けのスローやブランケットに使うタオルを探している方

硬さがクセになる!パイル織りならではの弾力

両面にカットされていないループが織り込まれている、“パイル織り”のタオル。表面にリネンのループがたくさんあるため、弾力があり吸水性に富んでいます。

パイル織りのタオルの中でも特に個性的なこのバルキータオル、とにかく最初は硬い!けれども、この硬さによってマッサージ効果があり、肌にやさしく血液の循環をよくしてくれます。
スタッフ内では、「ふわふわなタオルが苦手」「この硬さが気持ちいい」という声もあり、隠れファンの多いタオルです。

// こんな人におすすめ //
・何よりも水分をパッと吸ってくれる吸水力をお求めの方
・しっかりとした肌触りのタオルが好きな方
・昔から使い慣れている、パイル織りの厚さと安心感を求める方


■ぴったりなタオル、見つかりましたか?

▲左から、LIBECO オーガニックリネンタオル ヘリテージ、ワッフルタオル ネリンガ、A grupe バルキータオル。ヘリテージの薄さがよく分かります

毎日肌に触れるものだからこそ、本当に使い心地の良いものを選びたいですよね。このコラムを、皆さんのタオル選びの参考にしていただけたら嬉しいです。

リネンのガーゼケット

 TLB HOMEのリネンダブルガーゼケット。使用感のよさはそのままに、サイズを変更して今季リニューアルしました。スタッフの使用感とともに、あらためてご紹介します。

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■リネンガーゼに魅せられて

初夏になり、リネンダブルガーゼケットの出番がやってきました。ガーゼケットを買ったのは2年前。当時、春夏にソファでひざ掛けとして、夜は肌掛けしてと使えそうなものを探していました。


他のスタッフがすすめていたベルジャンタオルかな?それともリネンワッフルブランケット(完売しました)?なんて悩みながらリネンバードのお店に行って、最初に手に取ったのが、その時入荷したばかりだったリネンダブルガーゼケットでした。

触れてみると、ふわっと、さらっと、シャリっと。

「リネンダブルガーゼ」という初めて出合った素材の軽やかでやさしい肌触りに、これだ!と即決。2重織りのほどよい厚みに安心感があり、それでいてリネン+ガーゼなので暑苦しくならなそうなのも決め手のひとつでした。


▲ ゆるく織ってあるので軽くて通気性がよいのが特長のガーゼ生地。また、吸湿性の高いフレンチリネン100%なので、さらっとした肌触りがとても心地よいんです


■ソファで、ベッドで、活躍中

今の時期はソファでくつろぐ時のおともとして。夜はまだひんやりすることも多いので、ひざ掛けとして足元に掛けたり、肩から包まれてみたり、手放せません。


真夏になると、夜はガーゼケットを手に持ったままソファから寝室へ。湿度が高い日にたくさん汗をかいても、ぐんぐん吸ってくれるので快適。


以前タオルケットを使っていた時より、起きた時のべたつきや不快感が軽減された気がします。


▲心地よい布を見るとすぐ飛び乗る我が家の猫も、ガーゼケットをお気に入りのよう


■シーツ代わりにも

シーツを洗ったけど夜までに乾かなかった…という日は、ガーゼケットをシーツ代わりに使います。これが正直、ふわふわ、さらりとしていて格別の気持ちよさ。


▲1方向にくるっと巻き込みます(シングルサイズのベッド)

ぜひ体験してもらいたい寝心地なので、持っているよという方もこれから買うよという方もぜひお試しください。
 

■だんだんと柔らかくくったりと

洗って使って…を繰り返しているうちに、どんどんくったりとしてきた私のガーゼケット。リネンもガーゼも縮みやすいので、少しよれよれした端っこも愛おしいものです。


リネンといえば、育てる楽しみが味わえる素材。ガーゼなので少し繊細ですが、大切に使っていけばまだまだ柔らかく育てていけそうです。

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