NOTE

LIBECO バスタオル「ベルジャン」

LIBECOの定番バスタオル「ベルジャン」。その風合いに惚れ込んだ愛用歴4年のスタッフきたむらが、使い続けている今をご紹介します。

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■出合いは4年前

夏場に肌掛けを必要としないほど暑がりな私は、なにも掛けずにそのままの状態で寝ているなんてこともしばしば。それでも冷えが気になる年頃、お腹が丸出しになっても嫌だなあ…と思っていた矢先、このタオルに出合いました。

「バスタオル」の名前がついていますが、110x180cmと大きめのサイズは肌掛けとしてもぴったり!そしてなんといっても、触れるだけで癒され、思わず頬をすりすりさせちゃいたくなる気持ちよさ…

当時ベルギーから届いたばかりのタオルを手に取るやいなや、“これは絶対に買う!”と即決、心地よい風合いが一番の決め手でした。

 

■主に肌かけとして愛用しています

実際に使ってみて、肌掛けにぴったりでした。とにもかくにも暑がりなので、お腹まわりにそっと掛けるぐらいがちょうどいい。肌寒い日の朝晩はすっぽりとからだを覆ってくるまるのが至福です。

暑い季節の夜の眠り、いつもの昼寝も傍らに。気づけば出番はふえて2年3年と…いつの間にか手放せなくなりました。


■心地良さはいつもいっしょがいい

飽きのこないシンプルなデザインも気に入っていますが、なんといっても風合いに惚れ込んでいるため、いつもそばに置いておきたい。

自分の部屋だけでなく家の中で持ち歩いては、あぁ~きもちい~!と心の声を漏らすほど。その心地よさから得られる安心感がたまらないのです。

▲この姿、まるでPEANUTSに出てくるライナスみたい。毛布を持ち歩くライナスの気持ち、わかります 笑

 

■使い続けた今

洗いをかけたような仕上げのタオルベルジャンは、新品の状態からやさしい肌触り。出合った時から、その心地よさは格別でした。

月日が流れ、4年使いつづけている私のベルジャンは、織りの弾力が取れてなめらかに。肌に寄り添うくったり感が加わって、さらに極上な風合いに育っています。

▲フリンジあたりはだいぶ年季が入ってきました

▲使い込んだタオルは一層なめらかでくったり


■ベルジャンとの付き合い方

デザインの特長としてラフな仕上げのタオルベルジャンは、四方にほつれ止めはありますが、使っているときや洗濯で横糸と縦糸がほつれることがあります。

私は、気になった時にほつれた糸をカット、その都度すこし整えながら使っています。ほつれた部分を必ずカットした方が良いということではないですが、状態を整えながら使うと、より心地良く長く使い続けることができると実感しています。

また、
天然素材の特性で洗濯や使用時に毛羽が出てきます。洗濯は単体でネットに入れて、優しい洗濯コースがおすすめ。タンブラー乾燥は避けてください。

ほつれや毛羽は使っていくうちに落ち着いてきます。そして、その頃にはますます手放せない一枚に。

好きなものはとことん!な私。シーズン毎にふえる新色を見ては、もう一枚欲しいなと思う今日このごろ。今後もタオルベルジャンを肌掛けとして使いつづけていきます。

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自分に合うリネンタオル

水分をよく吸ってすぐに乾くリネンは、タオルにぴったりな素材。けれどもこのタオルとあのタオル、一体何が違うの?と疑問に思う方も多いのでは。そこで、皆さんのお好みのタオルが見つかるよう、代表的な3つのタオルを比べてみました。

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■タオルの“織り”に注目して比べました

注目したのは、“織り”。タオルは厚いか薄いかだけでなく、その織り方によって特長が変わってきます。今回比べてみたのは、織り方の異なる、LIBECO オーガニックリネンタオル ヘリテージワッフルタオル ネリンガA grupe バルキータオル の3種類のリネンタオルです。

▲左から、LIBECO オーガニックリネンタオル ヘリテージワッフルタオル ネリンガA grupe バルキータオル

いちばん薄くて乾きやすい、リネンならではの“平織り”

経(たて)糸と緯(よこ)糸が1本ずつ交互に組み合わせられている、“平織り”のタオル。とても薄くて、乾きやすいのが特長。吸水性に優れているリネンだからこそ、薄い平織りでも充分に水分を吸い取ってくれます。

また、数ある平織りタオルの中でもこの“ヘリテージ”は、伝統的な有機栽培を実践したフラックス(リネンの原料)から作られたLIBECOのオーガニックコレクション。高い品質と心地よさが自慢の品です。

触ってみると、改めて薄さに驚きます。肌触りはさらっとなめらか。使い込んでいくとどんどん柔らかくなっていく変化が楽しめます。
今回の3つの中では、最もリネンらしい、リネン好きのためのタオルです。

// こんな人におすすめ //
・リネン独特のさらっとした肌触りがお好みの方
・吊るしておけばすぐに乾く、速乾性をお求めの方
・洗面所をすっきりさせたい、旅行やジムに持ち運びたいなど、かさばらないタオルを探している方

肌触りが軽くて柔らか、凸凹が特長の“ワッフル織り”

お菓子のワッフルの表面のように布面に凹凸がある“ワッフル織り”のタオル。蜂巣(はちす)織り、ハニカムともいいいます。この凹凸のおかげで、表面積が広くなって水分をしっかり吸収してくれます。

肌触りは平織りより軽さとふわっとした柔らかさがあります。初めて薄手のタオルを使う方でも安心感があるかもしれません。

// こんな人におすすめ //
・リネンのタオルを初めて使うけど、薄過ぎる平織りはちょっと不安な方
・ふわっとした優しい肌触りがお好みの方
・お子さま向けのスローやブランケットに使うタオルを探している方

硬さがクセになる!パイル織りならではの弾力

両面にカットされていないループが織り込まれている、“パイル織り”のタオル。表面にリネンのループがたくさんあるため、弾力があり吸水性に富んでいます。

パイル織りのタオルの中でも特に個性的なこのバルキータオル、とにかく最初は硬い!けれども、この硬さによってマッサージ効果があり、肌にやさしく血液の循環をよくしてくれます。
スタッフ内では、「ふわふわなタオルが苦手」「この硬さが気持ちいい」という声もあり、隠れファンの多いタオルです。

// こんな人におすすめ //
・何よりも水分をパッと吸ってくれる吸水力をお求めの方
・しっかりとした肌触りのタオルが好きな方
・昔から使い慣れている、パイル織りの厚さと安心感を求める方


■ぴったりなタオル、見つかりましたか?

▲左から、LIBECO オーガニックリネンタオル ヘリテージ、ワッフルタオル ネリンガ、A grupe バルキータオル。ヘリテージの薄さがよく分かります

毎日肌に触れるものだからこそ、本当に使い心地の良いものを選びたいですよね。このコラムを、皆さんのタオル選びの参考にしていただけたら嬉しいです。

リネンのガーゼケット

 TLB HOMEのリネンダブルガーゼケット。使用感のよさはそのままに、サイズを変更して今季リニューアルしました。スタッフの使用感とともに、あらためてご紹介します。

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■リネンガーゼに魅せられて

初夏になり、リネンダブルガーゼケットの出番がやってきました。ガーゼケットを買ったのは2年前。当時、春夏にソファでひざ掛けとして、夜は肌掛けしてと使えそうなものを探していました。


他のスタッフがすすめていたベルジャンタオルかな?それともリネンワッフルブランケット(完売しました)?なんて悩みながらリネンバードのお店に行って、最初に手に取ったのが、その時入荷したばかりだったリネンダブルガーゼケットでした。

触れてみると、ふわっと、さらっと、シャリっと。

「リネンダブルガーゼ」という初めて出合った素材の軽やかでやさしい肌触りに、これだ!と即決。2重織りのほどよい厚みに安心感があり、それでいてリネン+ガーゼなので暑苦しくならなそうなのも決め手のひとつでした。


▲ ゆるく織ってあるので軽くて通気性がよいのが特長のガーゼ生地。また、吸湿性の高いフレンチリネン100%なので、さらっとした肌触りがとても心地よいんです


■ソファで、ベッドで、活躍中

今の時期はソファでくつろぐ時のおともとして。夜はまだひんやりすることも多いので、ひざ掛けとして足元に掛けたり、肩から包まれてみたり、手放せません。


真夏になると、夜はガーゼケットを手に持ったままソファから寝室へ。湿度が高い日にたくさん汗をかいても、ぐんぐん吸ってくれるので快適。


以前タオルケットを使っていた時より、起きた時のべたつきや不快感が軽減された気がします。


▲心地よい布を見るとすぐ飛び乗る我が家の猫も、ガーゼケットをお気に入りのよう


■シーツ代わりにも

シーツを洗ったけど夜までに乾かなかった…という日は、ガーゼケットをシーツ代わりに使います。これが正直、ふわふわ、さらりとしていて格別の気持ちよさ。


▲1方向にくるっと巻き込みます(シングルサイズのベッド)

ぜひ体験してもらいたい寝心地なので、持っているよという方もこれから買うよという方もぜひお試しください。
 

■だんだんと柔らかくくったりと

洗って使って…を繰り返しているうちに、どんどんくったりとしてきた私のガーゼケット。リネンもガーゼも縮みやすいので、少しよれよれした端っこも愛おしいものです。


リネンといえば、育てる楽しみが味わえる素材。ガーゼなので少し繊細ですが、大切に使っていけばまだまだ柔らかく育てていけそうです。

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毎日気持ちよく眠れるベッドリネン

枠にとらわれず自由にリネンを楽しむためのお話をご紹介します。今回取り上げるのは、一度使うと虜になってしまうベッドリネンの心地よさについて。

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■心地のよさに、じわじわ虜に

リネン素材のベッドリネンの心地よさを知ったのは、ベルギーリネンのブランド「LIBECO」のベッドリネンに出合ってから。

まずはシーツを使ってみたらとても気持ちがよくて、ピローケースや肌掛けも買い足し、気づいたら一式揃えていました。睡眠の深さ、朝の気持ちよさの変化を実感しています。


使っていくうちに、じわじわ虜になっていくリネンの眠り心地。天然素材の底知れないよさに、思わず「これでなくちゃだめ」そんな風にきっと思うはずです。


■きめ細やかな繊維からできています

まずは、ベッドリネンの素材の話を。LIBECOのベッドリネンはリネン素材が主で、生地の原料はヨーロッパに自生するフラックスという亜麻科の植物。


▲春に種をまいたフラックスは、100日後に花を咲かせて8月頃収穫時期を迎えます

フラックスの繊維はきめの細かさが特徴で、ごわつきなのない滑らかな肌触りの生地になります。

また、LIBECOのベッドリネンになる生地は、ウォッシュ加工がされています。リネン素材のこしを程よく残しながら、肌へのあたりが一層心地よくなるように仕上げられています。


フラックスの繊維には、中空構造で水分をすばやく吸収して発散する力があります。肌にくっつく感じがなく、さらりとした感触はこの特性によるもの。あらゆる天然素材の中で最も、吸湿性と速乾性のある素材なんです。


暑いときは涼しく、寒いときにはあたたかく。調湿性に優れていて、ベッドリネンにとても適しています。


■まずはシーツから試してみてください

「ベッドリネンは何から試すのがよいですか?」そんな質問をよくうけます。その時は、決まって「シーツからがおすすめですよ」と私は答えています。かつて私も先輩スタッフにそう教えてもらい、シーツから始めました。

シーツは物理的に身体が上に乗るかたちになるので、体感がダイレクト。触れる面積が多いので、寝返りをうつたびに「さら~っと、気持ちよい」をお約束。ナイトウェアごしにも伝わってきます。


▲シーツはフラットシーツと、ゴムの入ったフィッテッドシーツがあります。私はヘリテージシリーズのフラットシーツを愛用しています

フラットシーツはマットレスや敷布団のサイズを気にせず使え、暑い季節には肌掛けにも応用がききます。

▲フラットシーツはゴムが入っていない分干しやすかったり、しまう時に畳みやすかったりするよさも

初めはゴムを掛けるだけのフィッテッドシーツのベッドメイクに慣れていたので、上手にできるかな?そんな不安もありましたがまったく問題なかったです。


■肌触りだけではない、リネンの魅力

なんとなく敷居も価格も、高く感じていたリネン素材のベッドリネンでしたが、その価値は寝心地だけではなく、実用的で見た目以上に丈夫なところも。

▲3年愛用しているシーツ。破けることもなく、まだまだ一緒に眠ります

洗濯をくりかえしても、簡単に生地が傷むことはありません。経年変化で柔らかさが増し、肌なじみがよりよくなって愛着のある一枚に。

身体との摩擦がつよい箇所は、自然に傷んできます。ベッドリネンとしての役目を終えても、きれいなところをタオルやバッグに仕立て直したり、最終的にはダスターに。余すところなく使いたい、そんな風に思わせてくれる魅力があります。

▲速乾性に優れているリネン。天気のよい時は、朝干してとりこむ頃には乾いています

▲素朴でカジュアルでありながら、どこか気品が漂うリネンの風合い

ベッドリネンは部屋の中で占める割合が比較的大きいので、インテリアの印象をがらりと変える要素もありますよ。

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