NOTE

自分に合うリネンタオル

水分をよく吸ってすぐに乾くリネンは、タオルにぴったりな素材。けれどもこのタオルとあのタオル、一体何が違うの?と疑問に思う方も多いのでは。そこで、皆さんのお好みのタオルが見つかるよう、代表的な3つのタオルを比べてみました。

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■タオルの“織り”に注目して比べました

注目したのは、“織り”。タオルは厚いか薄いかだけでなく、その織り方によって特長が変わってきます。今回比べてみたのは、織り方の異なる、LIBECO オーガニックリネンタオル ヘリテージワッフルタオル ネリンガA grupe バルキータオル の3種類のリネンタオルです。

▲左から、LIBECO オーガニックリネンタオル ヘリテージワッフルタオル ネリンガA grupe バルキータオル

いちばん薄くて乾きやすい、リネンならではの“平織り”

経(たて)糸と緯(よこ)糸が1本ずつ交互に組み合わせられている、“平織り”のタオル。とても薄くて、乾きやすいのが特長。吸水性に優れているリネンだからこそ、薄い平織りでも充分に水分を吸い取ってくれます。

また、数ある平織りタオルの中でもこの“ヘリテージ”は、伝統的な有機栽培を実践したフラックス(リネンの原料)から作られたLIBECOのオーガニックコレクション。高い品質と心地よさが自慢の品です。

触ってみると、改めて薄さに驚きます。肌触りはさらっとなめらか。使い込んでいくとどんどん柔らかくなっていく変化が楽しめます。
今回の3つの中では、最もリネンらしい、リネン好きのためのタオルです。

// こんな人におすすめ //
・リネン独特のさらっとした肌触りがお好みの方
・吊るしておけばすぐに乾く、速乾性をお求めの方
・洗面所をすっきりさせたい、旅行やジムに持ち運びたいなど、かさばらないタオルを探している方

肌触りが軽くて柔らか、凸凹が特長の“ワッフル織り”

お菓子のワッフルの表面のように布面に凹凸がある“ワッフル織り”のタオル。蜂巣(はちす)織り、ハニカムともいいいます。この凹凸のおかげで、表面積が広くなって水分をしっかり吸収してくれます。

肌触りは平織りより軽さとふわっとした柔らかさがあります。初めて薄手のタオルを使う方でも安心感があるかもしれません。

// こんな人におすすめ //
・リネンのタオルを初めて使うけど、薄過ぎる平織りはちょっと不安な方
・ふわっとした優しい肌触りがお好みの方
・お子さま向けのスローやブランケットに使うタオルを探している方

硬さがクセになる!パイル織りならではの弾力

両面にカットされていないループが織り込まれている、“パイル織り”のタオル。表面にリネンのループがたくさんあるため、弾力があり吸水性に富んでいます。

パイル織りのタオルの中でも特に個性的なこのバルキータオル、とにかく最初は硬い!けれども、この硬さによってマッサージ効果があり、肌にやさしく血液の循環をよくしてくれます。
スタッフ内では、「ふわふわなタオルが苦手」「この硬さが気持ちいい」という声もあり、隠れファンの多いタオルです。

// こんな人におすすめ //
・何よりも水分をパッと吸ってくれる吸水力をお求めの方
・しっかりとした肌触りのタオルが好きな方
・昔から使い慣れている、パイル織りの厚さと安心感を求める方


■ぴったりなタオル、見つかりましたか?

▲左から、LIBECO オーガニックリネンタオル ヘリテージ、ワッフルタオル ネリンガ、A grupe バルキータオル。ヘリテージの薄さがよく分かります

毎日肌に触れるものだからこそ、本当に使い心地の良いものを選びたいですよね。このコラムを、皆さんのタオル選びの参考にしていただけたら嬉しいです。