フレンチウィングチェア
家具のお話

フレンチウィングチェア

wing2 背もたれの両サイドについた翼(ウィング)が特徴のウィングバックチェア。 その特異な形状は暖炉の直火から頭を保護するため、とよく言われますが、もともとは外からの隙間風を 防ぎ、暖を取るために17世紀にイギリスで考案されたものです。 当時は木だけで作られたウィングチェアが、クッションに馬毛を使い、現在のスタイルになるのは19世紀 に入ってから。 wing1 イギリスのヘッブルホワイトやチッペンデールと違い、今回ご紹介するフランスのウィングバックチェアは 背もたれのフラットな形状が特徴です。 座面が深くてワイドなのもイギリスのものとは違う要素で、形(form)よりも機能(function)を重視した 作りになっています。 国内でLIBECOの生地Romaで張り替えました。シンプルで繊細なカービングが施された木部の色と合うFlax 色をチョイス。
wing3   French Wing Sofa  W720mm D840mm H980mm SH440mm
※リネンバードホームでご覧いただけます。