オーク コーナーデスク
家具のお話

オーク コーナーデスク

desk7 今日紹介するのは、部屋の隅の有効活用に最適なコーナーデスク。1810年創業のインテリアショップ、ヒールズ (Heal & Son Ltd)が1930年代に発表したオリジナルの家具です。 引出は中央に1杯、両袖に2杯ずつ。それぞれの開き戸には棚が1枚付いています。繊細で上品な幾何学のラインが 全体の直線的なフォルムとマッチしていますね。 デスクトップのレザーは落とし込みタイプではなく張り込んであるので剥がれてくる心配がありません。 もちろんスツールもセットです。 corner#4 確かなクラフツマンシップで丁寧に作られたこのデスクの材質はQuarter-Sawn(=柾目)のゴールデンオーク。 柾目は丸太を芯から放射線状に木取るので、接線方向にスライス状に切る板目板と違い歩留まりが悪く10分の1 程度しか取れない、と言われています。 その分、柾目は、表面と裏面の収縮の差が少ないので、反りにくく狂いが少なく昔から高級家具の多くに使われ てきました。 総無垢でできているこのコーナーデスクが、製造されて80年以上も経てなお良好なコンディションを保っている のは、ヒールズの家具製作に対する強い想いがあるからでしょう。   それにしてもこのデスク。写真に収めるのに苦労しました(正面が3つもあるんですもの)! このデスクの魅力がこの三枚の画像で伝わっているといいのですが… corner#1 Oak Corner Desk with Stool W880 D870 H780 SOLD OUT