リネンラグのお手入れと使い方のヒントについて
リベコのラグは太い高品質なリネン糸をざっくりと平織りにした、薄くて上質なフラットウィーブにその特徴があります。毛足のないさらっとした薄手のラグで、太い糸でしっかり織られており、最初はハリがありますが、使い込むほどにしなやかに足に馴染みます。

日常のお手入れはとても簡単。毛足(パイル)がないため、お菓子のクズや髪の毛などのホコリが絡まりません。掃除機を「弱」モードにして、表面を滑らせるだけで一瞬できれいになります。
代わりに粘着ローラー(通称コロコロ)はあまりおすすめできません。粘着力が強すぎると、リネンの太い繊維を引っ張ってしまい、毛羽立ちや傷みの原因になります。
あと、おすすめのお手入れ法として、カラッとした晴れた日に、ベランダの陰で風に当ててあげると、リネン特有の調湿作用が復活してサラサラ感が長持ちします。

汚してしまったときの対処法はスピードが命、です。リネンは吸水性が高いため、液体をこぼしたときは「染み込む前に吸い取る」のが鉄則です。すぐにティッシュや乾いたきれいな布を押し当て、水分をギューッと吸い取ります(絶対にこすらないでください、シミが広がります)。色が残った場合は、ぬるま湯で薄めた中性洗剤(おしゃれ着洗い用など)を布に含ませ、ポンポンと叩くようにして汚れを移します。そして最後に固く絞った濡れ雑巾で洗剤成分を拭き取り、しっかり乾かします。
丸洗いについては、自宅の洗濯機を避けるのが無難です。まず、リネンは水に通すと5〜10%ほどキュッと縮む性質があります。そして広い場所を確保して全面を均一に乾かさないと、四隅が反り返ったり波打ったりして、床にピタッと沿わなくなることがあります。また、ラグ(=リネン)は水を吸うと非常に重くなり、家庭用洗濯機が回らなくなったり、干すのが困難になります。シーズン終わりなどにサッパリさせたい場合は、ラグの取り扱いがある専門のクリーニング店へ出すのが最も安心です。

毛足(パイル)がある「ふかふか」のラグではなく、平織り(フラットウィーブ)の薄いラグを選ぶ目的は、大きく分けて以下の4つの楽しみかたがあります。
1.空間の「ゾーニング(境界線)」を楽しむ
インテリアにおいて、ラグは「床に敷く額縁」と言われています。空間にただ家具を置くだけだとバラバラに浮いて見えがちです。そこにラグを敷くと「ここからがリビング」「ここからがダイニング」という目に見えない境界線(ゾーン)が生まれます。空間がまとまり、広い空間でも落ち着きをもたらします。
2.「椅子の引きやすさ」と「床の保護」の両立
特にダイニングテーブル下や、デスクチェアの足元では薄いラグが選ばれます。クッション性のある厚いラグだと、椅子の脚が沈み込んで出し入れが重くなりますが、平織りラグなら、フローリングを傷から守りつつ、木製椅子の脚が滑るようにスムーズに動かせます。
3.「足裏に伝わる素材の感触」を楽しむ
靴を脱ぐ文化の日本では、特に「足裏の感覚」が重視されます。フローリングのままだと、夏はペタペタと張り付くような不快感があり、冬はヒヤッと冷たく感じます。リベコのような太いリネン糸の平織りは、踏んだときに「シャリッ」「ザクッ」とした凹凸感があり、足の裏を優しく刺激して非常に心地よいのです。フローリングより圧倒的にサラサラしており、「足の置き場」としての最高の心地よさを感じることができます。
4.「家具の美しさを引き立てる」アートとして
フローリングの木目の上に、木製の家具をそのまま置くと、同化して家具の輪郭がぼやけてしまうことがあります。お気に入りの家具の下に、リベコのナチュラルな麻色のラグを1枚挟むことで、家具の美しいラインや材質がくっきりと際立ち、家具が何倍も引き立って見えます。

でも、薄手のラグでも寝転がって楽しみたいですよね。最高のリネンに体ごと触れられる、贅沢な過ごし方をしたいものです。リネンは吸湿性と放湿性に優れているので、汗ばむ季節に素肌で寝転がっても、ベタつかず常にサラッとした清涼感があります。
クッション性はほとんどないけど大きめのクッションを転がしておけば、上半身や頭だけクッションに乗せて(体は痛くならず)足元はリベコのサラサラした涼しさをダイレクトに楽しめます。
ソファの前にリベコのラグを敷き、「ソファの座面(クッション)を背もたれ」にして、体はリベコの上に寝転がるスタイルもラグの醍醐味。 ラグの上でお尻を床につき、脚だけをオットマンに乗せて足を高くして寝そべったり、逆にオットマンを贅沢な「高めの枕」のようにして頭を乗せ、体はリベコの上に伸ばしてもいいですね。

クッション性のない床に寝転ぶ文化は、私たち日本人にとって「畳」や「夏のござ」で馴染み深いもの。リベコの平織りラグを、「現代の洋室に合う、最高にスタイリッシュな麻のござ」と捉えることができます。熱がこもらず、風が抜けるような涼しさは薄さゆえの特権。「少し硬めの床に、さらっと寝そべる涼しさ」そのものを楽しむ、という粋な過ごし方もリネンならではの魅力です。
お気に入りの家具と、リベコの極上リネンラグがもたらす、シンプルで凛としたリビング空間。そこで過ごす時間は、きっと何にも代えがたい極上のひとときになるはずです!
リベコのラグは6月29日(月)12:00まで「LIBECO クッションカバー・ラグ予約受注会」にてご注文を承ります。