フラットシーツを繕う。受け継がれるリネンの知恵

フラットシーツを繕う。受け継がれるリネンの知恵

この春、長年愛用していたリネンのフラットシーツに穴が開きました。数えてみれば、もう7、8年は使い続けていたことになります。

あらためて眺めてみると、いちばん負担のかかる中央が全体的に薄くなっているよう。

そこで、穴を塞ぐのではなく、半分に裂いて繋ぎ直すことにしました。

▲簡単に裂けるほど、リネンの糸一本一本が細く、しなやかになっていました

作業はいたってシンプルです。縦半分に裂いたシーツの左右を入れ替えて、丈夫な端の部分が中央に来るように配します。

エッジの縫い目を解き、2枚合わせてまっすぐ縫う。少しの手間で、これからもシーツを使い続けることができます。

ヨーロッパの家庭で代々受け継がれてきたアンティークリネンのように、「いつか穴が開いたらやってみよう」と、こっそり憧れていた手仕事でした。

▲傷みのない端が中央へ。さっきまで縫い目の内側だった跡さえも、愛おしく感じられます

実はこのシーツと、「HÉRNI 期間限定販売会」でご紹介しているフラットシーツは、同じ生地で仕立てられているんです。

HÉRNIの前身ブランドだった頃に購入したものなのですが、とても好きでこれ以外は考えられないほど愛用しています。

HÉRNI No.38 フラットシーツ

使われている生地は、LIBECOのリネン。
しっかりと厚みがある丈夫な生地なので、眠る時もお手入れの時も、気を使わず自分らしく過ごせる安心感があります。

染めを施していないフラックスそのままの色もお気に入り。
洗濯を繰り返して厚みも色もすっかり変化しましたが、それは「色褪せ」ではなく自然な表情そのものです。

▲2枚を交互に使っています。左が今回繕ったもの、右は3年ほど使ったもの。並べると育った様子がよくわかりますね

フラットシーツはソファカバーとしても重宝しています。汗ばむ季節はリネンを一枚掛けておくだけで、素肌に触れる場所がいつも清々しく、リラックスできますよ。

HÉRNI No.38 フラットシーツ

ひとつのものを手入れしながら長く愛用していく。そんな風に物との時間をじっくりと育みたい方に、ぜひおすすめしたいフラットシーツです。愛着のある一枚を、ここから育ててみませんか。

HÉRNI 期間限定販売会
「心地よい夏へ導く、ベルギーリネンのルーム&インナーウェア」

開催期間:2026年6月1日(月)12:00まで

    一覧に戻る